みなかさんと道ばたで買ったマスク

 通勤中のみなかさん、駅前でバスを降り、ゾンビのようなけだるさで、死んだ魚の目をたたえ、職場に向かって歩いていたのですが、その途中、iPhone修理屋さんがあるあたり、と言っても読者様には分からないと思いますが、

 なんか、流行りの業種のテナントが出たり入ったりしている、落ち着きのない場所ってあるじゃないですか、そのあたりで、謎のお兄さんが道ばたに机を置き、箱入りの使い捨てマスクを10個くらいその上に並べて、商売しているんですよね。

 みなかさんマスクは手作りしていますし(記事としては材料編しかアップしていない気がするが)、噂のアベノマスクも持っているので、そんなにマスクには困っていず、一度は前を通り過ぎたのですが、

 (道ばたで売っていたマスクを買った、というのが、ブログのネタとして)ちょっと面白そうだったので、きびすを返し、iPhone修理屋さんのあたりまで戻り、謎のお兄さんから箱入りの使い捨てマスクを購入してみましたので、ここにお知らせさせていただきます。

 

道端で買った使い捨て不織布マスクの写真

道ばたで売っていた箱入りの使い捨てマスク。3480円という相変わらずの闇価格でした(でも普通に使いやすい、上等な商品でした)

 

 謎のお兄さん、いい加減な商売をしているのかと思いきや、おつり用の小銭の入ったポーチや、市販の領収書(あの、コクヨとかの、メモ帳スタイルに綴じてあるやつ)も机の上には用意されていて(あと、ビニール袋)、

 購入時、「このマスクはこうなっていますので、最初にこうやってから使ってください」と、ご丁寧に使い方の説明までしてくださり(耳ひもが収納されているタイプだったので)、本人も自社製品(ではないのだが)を着用しているという熱心ぶりで、お店なら普通に通ってもいいくらいの良心的ぶりでした。

 転売ヤー問題、買う人がいるのもそれを助長しちゃっているとは思うので(怒っているのは高値で買いたくない人で、お金に余裕のある人はこっそり買って黙っている)、あまりよくないんだろうなとは思いつつ、面白さの誘惑に負けて買ってしまったみなかさんですが、

 そういう転売系の人たちに、焦って在庫を放出させる効果が、アベノマスクには少しはあったんじゃないかと思うので、みなかさんはどちらかというとアベノマスク肯定派なのですが、えらい評判悪くて気の毒だなと思います(ただ、職場にも「まだ届いてない」という人が何人かいて、スピード感に関しては、少し問題ありかなとは思いますが)。