微妙に気が進まないながらも、まあ上の歯だしそんなにひどいことにはならないだろう、と、甘い考えも持ちながら、親知らずの抜歯のために歯医者へ向かうみなかさん。
いつもみなかさんが行く時間帯は待合室がほぼ無人で、歯科助手っぽい人たちがソファーでくつろいでいたりするのですが(仕事しろや)、今日は珍しく先客がおり、なんと15歳の少女だそうで(会話を盗み聞きした)、
「錠剤が飲めない(のでほかのタイプの痛み止めがいい)」ということを先生に伝えていたり、かわいらしい感じだったのと(読者様:「おまわりさんこっちです!」)、
親御さんが、「でも前回は飲まなくても大丈夫だった(から今回も痛み止めいらないんじゃない?)」とか楽観的なことを言っており、あまりの危機感のなさに少し不安な気分になりました。
で、肝心のみなかさんは、席に案内され、親知らずの状態を確認され、麻酔をされ、しばらく放置され、いよいよ抜歯が始まったのですが、「メキメキッ!」と音はするので、抜く作業はおそらく進んでいるのですが、
明らかに以前の右上の親知らずの抜歯のときよりも時間がかかっているし、先生も手こずっている様子で(右上とは違い、だいぶ奥まった場所にあり、露出度も右と比べると低めだったので)、
やはり「メキメキッ!」といやな感じの音はたまにするのですが、一向に抜ける気配がない。だんだんと不安になり、白目をむきがくがくとふるえだすみなかさん。
しかしいよいよ親知らずも観念したのか、みなかさんの口の中を去り、なんか器具とか薬とかが置いてあるテーブルの上にコトンされることになったようでした、
「これいらないですよね?」と、歯の廃棄の意思確認をしてくる助手さんに、「ひひゃ、くははい(訳:いや、ください)」と、綿を噛んだ状態で必死にアピールし、今回も持ち帰りに成功するみなかさん。
持ち帰り希望者のために空き容器をストックしているのかと思うと、わりとハートフルな歯医者さんのような気がしてくるみなか
正直持ち帰っても特に用途はないのですが、なんかもったいない気がしてとっておいちゃいますよね、皆様は抜いた親知らずってどうされましたか?(読者様:「キモッ!話しかけんな!」)
乳歯とかも、すべて捨てずにとっておけば、その歯を利用してリアル入れ歯模型、みたいなものも作れたはずなんですけど、残念ながら手元には一本もなく、ちょっともったいないことをしたなと今は思います、歯が数量限定品だなんてこと、子供の頃は思わないですもんね。
痛み止めと抗生物質を処方され、治療台のそばに置いた自分の荷物を持ち帰るのを忘れそうになりながら、へろへろ状態で帰宅するみなかさん。
やはり右上の親知らずのようには簡単に抜けなかったせいか、当日はもちろん、翌日も痛み止め飲もうか迷うレベルの痛みがあり(結局飲まなかった)、
二日目、三日目と微妙に上ほっぺが腫れ、口も開けづらいという、予想外の展開となりました、やはり親知らずの抜歯をなめてはいけないということなのでしょう。
抗生物質を飲む時間がわりとバラバラなみなか
あと、親知らずの抜歯のあと、ふと鼻をすすったときに、一瞬鋭い痛みがあり、上の親知らずの抜歯の際、上顎洞と口の中がつながってしまって、上顎洞に口の中の細菌が入って化膿してなんちゃらかんちゃら、という話があった気がして、
みなかさんやらかしちゃったのではと今も心配していますが、とりあえず、抜歯のあとしばらくは激しくうがいしないとか(血餅がとれてしまうので)、口の中を陰圧にしないとか(ストローで吸って飲むとかすると、同じく血餅がとれてしまうので)、
さすがに三本目となると親知らず抜歯後対策マニュアルもそれなりにありますので、ひどいことにはなっていないようです。
コンビニのくじでもらったスムージー、飲むタイミングを逃して放置していたが、ここで役に立つ(栄養ありそうだし、やたらおいしい)