みなかさんと彼岸花

 みなかさんの家の近く、施設の正式なカテゴリ名は分かりませんが、葬儀場(?)っぽい建物がありまして、ファミマに行く場合、その前を通らざるをえないことが多く、

 黒いスーツの男性(参列者てきな人ではなく、その葬儀場のスタッフと思われる人)がいつも入り口前に立っているので、すごく気まずいのと、

 あと可能性は低いですが(日中なので)、その男性がもうすでにこの世の住人ではない場合とかも想像したりして、「ヒィィ!」となりながら前を通過するのですが(親指を隠したりしながら)、

 葬儀場のスタッフの人って、たとえば目の前をおばあちゃんが通ったら、「(予知能力てきな意味ではなく)あの人そう遠くないうちにうちに来るんだろうな」とか思ったり、

 あとは毎日見かけていたまさにその人と、死体で再会(地元なので、そこで葬儀される)、みたいなことってあるのかな、とか思いました、みなかさんです。

 

道端に咲いていた彼岸花の写真

道端に突如出現した彼岸花(毒があるという噂なので、触ったり食べたりはしないほうがよいでしょう)

 

 あとは、あまり詳しく知りませんが、彼岸花って本当に、(見た感じ)なんの脈絡もないところに、「ブワッ!」と赤い、インパクトのある花が咲くので、そりゃ「彼岸花」って名づけられちゃうようね、とか(しかも毒属性という無双ぶり)、

 安楽亭は安楽死についてどう考えているんだろうとか、そんなことを思いながら日々過ごしています、みなかさんでした。