みなかさんと松屋フルコースと黒胡麻焙煎七味

 写真撮影には失敗しましたが(と書いてあるのに写真があるのは、後日、というか1年後みたいな後っぷりですが、もう一度松屋に行き、牛めしを注文して写真を撮ってきたからです)、お仕事中の休憩ごはん、久しぶりに松屋に行ったみなかさん。

 牛めしの並と、生野菜と生卵のセット券、を購入。生野菜が先に提供されるのがなんか、コース料理(高級)、みたいなシステムを、高級ではないところで真似してしまった、みたいな、

 恥ずかしさというか、貧乏っぽさを感じて、みなかさんいたたまれなくなるというか、しかもなんか、こちらがそれを希望したからお店がそういう提供の仕方をしてる、みたいな、みなかさん由来な感じがなぜかすごくして(高級レストランには行けない貧乏な人が、

 「サラダだけ先に持ってきて」と、「高級レストランではそういうものだよ」と店員さんには言わず、自分の中でこっそり高級レストラン気分を味わう、みたいなみみっちさというか)、

 でもそれはたぶんみなかさんが出されたサラダにさっそく手をつけてしまったことが原因で、普通にすべて揃うまで待っていればコース料理にならないことに気づきました、すべてはみなかさんのせいだったのです。

 卵は、優秀なコレステロール源、タンパク源ということで、今のみなかさんには必須食品で、ずっと食べたかったのですが、吉野家って生卵がセットになったメニューというのがなくて(牛ねぎ玉丼であればさすがに一緒についてくるが)、

 みなかさんただでさえ、牛丼並、つゆぬき、Aセット、サラダのドレッシングは醤油で、と、なんか注文が多い気がするので(吉野家での注文の際の話)、それにプラスしてさらに単品生卵を注文するとか無理で、いつも生卵を食べられないのですが、松屋は、

 まず食券だし(注文気まずくない)、生卵込みのセット券が存在しているし(注文が手軽)、みそ汁が頼まなくてもついてくるし(=オーダー不要)、みなかさんレベルの社会適応力でも何品も頼むことが容易というか、

 そう書いてみてなんか、「ああ、だから松屋が好きだったんだっけ」、と再認識してみたりしましたが、

 松屋でちょっと気になるのは、黒胡麻焙煎七味で、最初期のものは本当に、山椒がきいていて、みなかさんの好きな味でしたが、今のはだいぶマイルドで(持ち帰りの場合)量が少なく、

 しかし添付されるので、もったいないので使うのですが、やはりあまりかける意味が見いだせない感じで(たぶんこう、焙煎したせいで香りは出るけど味は飛んでしまって、みたいな理由だとしたら、きっと美味しんぼとかの人だったら、

 「半分は焙煎して半分はそのままで、その両方を混ぜて使う」、みたいな解決策を提案してくると思う)、物足りないので紅しょうがとノーマル七味も乗せるので、よく分からない感じになってしまい、

 店内で食べる場合も、黒胡麻焙煎七味だけでいくべきなのか、オーソドックスな紅しょうが&ノーマル七味スタイルがいいのか、葛藤があるのと、それに加えてもうひとつ、店内だと黒胡麻焙煎七味の容器がエンドレス使い回しだった場合、

 見えないけれども中がカビとか虫とかでデス状態になっている、ということが想像されてしまって(昔実家で、年代物のカレー粉の缶の中がウジ虫パニックになっているのを見てしまって以来、

 密閉+天然食材の組み合わせが微妙にトラウマで、ちょっと違うけど栗とかどんぐりとかも恐怖の対象です、開けたら中に虫がいるかもしれないあのおそろしさ)、

 使うのをためらう気持ちがなきにしもあらずというか、なんかいろいろ気になることが多すぎて、人生を謳歌できないみなかさんがお送りしました。

 

松屋の牛めし(並)の写真

ちなみにこの写真のときの松屋、なんと黒胡麻焙煎七味の容器が廃止されていて(一時的になのか、そういう方向に決まったのかは不明)、持ち帰り用の黒胡麻焙煎七味の小袋が小物入れっぽい容器にいくつか入って一緒にトレーに乗っている、という提供方法になっていて、

「もしかしてみなかさんのブログの記事(上記)が松屋に影響を与えた!?」とビクビクしましたが、そのときこの記事はまだパソコンの中にあったので(書いただけでアップしたつもりになっていた)、そんなことはありませんでしたが、とりあえず衛生的になったのでよかったです