みなかさんと電車

 電車ってみなかさん、鬼ヶ島さんに召喚されたときくらいしか乗りませんが、あまり乗らないからこそなのかもしれませんが、特別感というか、遠くへお出かけする感(それ専用の設備感?)というか、

 改札のところの待ち合わせ感、お別れ感、乗り遅れられない緊張感(よく時間や人生にたとえられる、待ってはくれない感)、あとは「乗るぞ!」ってなって自分でしっかり経路検索とかしないといけない感(移動距離が大きいから?)、とか、わりとスペシャルな乗り物という印象があります。

 対してバスは、毎日のように乗っているせいかもしれませんが、「乗るぞ!」と思わなくても、家からコンビニまで歩くよりも近いところにあるバス停に立っているだけで、拾っていってくれますし、30分乗っても区内、間違ったバスに乗って終点まで行っても(基本的に)致命傷になるほど遠くへは行かず、緊張感も少なめで、

 みなかさんはちゃんとバス路線図で調べますが、おばちゃんなんかはカジュアルに運転手さんに話しかけて路線案内丸投げですし、乗り遅れられない、に関しては、発車時刻に遅れないように行っても早く出ちゃってて乗り遅れたり、逆に平気で10分とか遅れてきたり(さらに運が悪いと駅前でずっと右折だか左折だかができず、また5分遅れる)、

 おばちゃんが「待ってー!」とバスに駆け寄ってきたら乗せちゃうこともあったり、とにかくユーザーも運営も甘ったれな感じの乗り物で、イライラすることもあるので、性格的にはみなかさんには電車が適していると思うのですが、痴漢の冤罪とか怖いので、その点ではバス安全と思います。