みなかさんとテクノロジー

 バスの運転手さんに「これ○○行きますか」、みたいに聞いたり、残高不足で引っかかって「チャージお願いします」みたいになったり、という人に対して(すべてバス遅延要因、他のお客さんの迷惑)、

 「あらかじめネットで調べとけや」、「あらかじめチャージしとけや」、と思う人はいると思いますが、どこまで求めていいものかというのはありますよね、みなかさんです。

 特にテクノロジーレベルに関してというか、あらかじめバスの経路を調べるにはネットが必要ですし、スイカに関してはコンビニでも駅でもチャージできるので、残高管理できていないのはただの怠慢ですが、

 みなかさんのように自宅でパソリでチャージというのは、ほんの少しだけテクノロジーが必要ですし、

こういうのを買うとできるのですよ

 かくいうみなかさんも、方向音痴なので、今はだいたい同行者に地図を渡して(それを印刷してくるまでがみなかさんの仕事)、「地図は用意した、ここまで案内しろ」と命じて連れていってもらうか、

 一人のときは基本、場所が分からなかったらあきらめて帰るか(それで就活時代に面接をひとつスキップした)、なのでしませんが、たとえば交番で道を聞くという行為も、今では「GPSオンにしてスマホに誘導してもらえや」となり、

 「努力を怠って人に頼り、他人の時間を無駄に消費させる迷惑な行為」、と判定されてしまうのか、でもみなかさんはスパイで隠密行動中なので(読者様:「はいはいよかったね」)、GPSをオンにするわけにはいかず、いざとなったら道を聞くしかなさそうなのですが、

 テクノロジーによってセルフでできる範囲が拡がり、ローテクな人とハイテクな人の格差がすごいことになっているというか、しかし世の中てきにはローテクな人を切り捨てるわけにはいかず(お金を持っているのは老人だから)、

 そっちに引っぱられてロスが発生していそうな印象ですが、うん、そんな中で、標準、最低限、をどのあたりに設定するべきなのか、難しいよね、というお話でした、人に迷惑をかけないことは大事ですので。