みなかさんと葡萄屋

 鬼ヶ島さんに拉致され、高そうなお肉料理のお店、葡萄屋へ向かうみなかさん。外からはあまりそういう感じには見えませんでしたが、

そういう感じの例(秋葉原にある肉の万世本店)

http://www.niku-mansei.com/contents/02honten/02honten01.html

 地下2階から3階まで、各フロアごとに異なった、バーや各種肉料理のお店が内蔵されているようで、みなかさんたちはその中でも地下2階の、しゃぶしゃぶとすき焼きと会席料理のお店に向かいました。

 明らかに高級店、という感じの、執事っぽい人がお出迎え。内装もなんだか、豪華アンティークというか、金田一少年とかで、お金持ちが集まってディナーしながら、にこやかな感じでトークしていつつ、

 たまにネチネチと嫌味を言いあう感じの(遺産相続とかについて)、そんな食卓を思い出す感じで(一人、食べかたとか汚くて、池沼っぽい人がいるのだが、その人は余計な争いを避けるためにふりをしているだけか、いい奴の場合が多い)、

 あまりの場違い感に白目をむきがくがくとふるえだすみなかさん。鬼ヶ島さんは特に気にする様子もなく、おいしそうにビールを飲んでげっぷをしています、解体されて2階のステーキハウスで焼かれてこいや。

高そうなお肉

高そうなポン酢

 料理は普通においしかったです(素)。鬼ヶ島さんと一緒に行動するようになり、こういう高めのお店って、鍋の最初だけは店員さんが作ってくれるシステムになっている、ということが分かってきたみなかさんですが、

 それってこちらもなんか気まずいし(作業の様子を無言で見ているというのもよくない気がして、「おおー」とか、「おいしそう」とか、思ってもないことをリアクションとして言ってみたり)、店員さんも正直いやだろうなっていつも思います。

 店内はお客さんも少なく(値段が値段なので)、静かで快適だったのですが、隣のテーブルに、おじさま、おばさま、娘、という感じの、明らかにセレブな感じの家族がおり、

 なんか、進路の話とか、医学部がどうとかいう話を、高いお肉の料理を食べながら、ささやかな感じでしており、ああ、本当にこういう家族っているんだな、と感心しながら見ていました(三人ともどう見てもいい人そうで、穏やかでうつくしいオーラを放っていた)。

 一方鬼ヶ島さんは、そのセレブ家族の娘を見て、「ねえねえあの子処女だと思う?乳輪大きそうじゃない?」とか言っていて、同じセレブでもいい人や悪い人、キ○ガイやサイコパス、いろいろいるんだな、とみなかさんは思いました。

吉祥寺にある黒毛和牛のステーキ・しゃぶしゃぶ・焼肉レストラン | 葡萄屋

http://www.budo-ya.jp/