みなかさん糖尿病を恐れるあまり（「手足が腐り落ちる」みたいな極端な噂を聞いてしまったために）、白い砂糖や清涼飲料水は意識して控えており、でも最近糖質制限とか言っている人がいて、白いごはんも糖分やばいと聞き、でもごはんは食べたいので、「大盛りにしなければいいかな」と、そこはゆるめにしているのですが、
白い砂糖を使えないとなると、コーヒーとか紅茶とか困るじゃないですか、ブラックやストレートもおいしいはおいしいのですが、甘いのが飲みたいときもあるので。ということで白い砂糖の代わりとなる、コーヒーや紅茶に入れる甘い調味料、を探していたところ、「甜菜糖」というのにたどり着き、長らく愛用していますので、ここにお知らせさせていただきます。
ムソーてんさい含蜜糖。甜菜（ビート）から甜菜糖を作る過程を説明している文章内に、「ビートを刻み」とあり、ガチなのか笑わそうとしているのかしばし考えたみなか（答えは出ない）
甜菜糖の原料の「甜菜（ビート）」って、見たことも聞いたこともないダークマターなのが気になりましたが、名前からして野菜っぽいものだと想像。野菜って同じものでもいっぱい種類あるじゃないですか、大根足てきなノーマル大根もあれば、桜島大根みたいな巨大なやつもあったり、にんじんも普通にカレーに使うようなやつもあれば、金時にんじん（京人参？京野菜？）みたいなのもあったり。
ということで甜菜、「サトウダイコン（砂糖大根）みたいな別名がある」、という情報をちらっと見かけたことから、甘い大根みたいな作物だとみなかさんは結論づけました（と思いきや、調べたら、どちらかというとボルシチとかに使われる「ビーツ」に近い野菜で、アブラナ科のダイコンとは縁が遠い、という説あり）。
実は最初は甜菜糖ではなく、イソマルトオリゴ糖のシロップ、を使っていたのですが、液体だからかさばるし、ベタベタしてみなかさんがプーさんみたいになってしまうしで、同じくオリゴ糖が入っていると噂の、甜菜糖の粉末（ムソーてんさい含蜜糖）に落ち着いたのでした。
（別メーカーから角砂糖バージョンの甜菜糖が出ているのを見かけて気になっていたみなか。当時、きび砂糖も候補に入っていたのですが、なんか、暖かい地域の作物はあれで、寒い地域の作物はあれで、みたいな、そういうスピリチュアルなのかオカルトなのか、というレベルの補助材料により、甜菜糖が選択されました。でも正直みなかさん、暖かい地域の農産物のほうが体に合う気が普段はしています）
白い砂糖をしばらく使っていないので（と思ったが、ファミレスとかでコーヒー飲むとき普通に使ってたわ）、味の比較ができませんが、白い砂糖と比べたら、基本、こういうナチュラル系糖分の甘さは少し弱めかもしれないのですが、このてんさい含蜜糖に限っては、誤って少し多くコーヒーに入れてしまった際、普通にゲロ甘になったので、
実は砂糖並みに甘いような気もします（みなかさんが甜菜糖生活に慣れすぎて、甘み耐性がなくなっている可能性もあり）。しかも白い砂糖みたいに洗練された、抵抗なくいくらでも飲めちゃう（危険な）感じの甘さではなく（その点では糖分摂りすぎになりづらく、安心かも？）、パワフルというか濃厚というかコクがあるというか、黒砂糖を食べたときみたいな、即座に喉が渇く系の甘さです。
味は慣れれば普通ですが、飲みものに甜菜糖を入れて飲む場合、もしかしたら白い砂糖には入っていなくて甜菜糖には入っている何かしらの成分（曖昧）によって、何かが起こって（曖昧）、沈殿が生じたり、ということが起こらないとも限らないので、
初めて甜菜糖を入れて飲む飲みものに関しては、まず少量で試してみるのがいいのかもしれません（対象となる飲みものを少量コップに入れ、そこに甜菜糖を少し入れ、混ぜ、異常が起こらないか、味がカオスになっていないか確認する）、甜菜糖の甘みが合わない飲みものとかもあると思いますし。
あと通販で甜菜糖を買う場合、甜菜糖のパッケージ自体が、「甜菜糖直ビニール」という構成なので（普通の白い砂糖のように）、みなかさん一度パッケージが破れて梱包の段ボール内に甜菜糖が散乱していた、ということがあり、できれば練度の高そうな、超メジャー繁忙店（あるいはネットスーパー寄りなお店）で買うか、
「健康食品扱ってます」、みたいな、暇そうでハートフルな店舗で買うのがいいような気がします（あくまでみなかさんの体感ですが、いちばん危ないのは、どことは言いませんが二流メジャー店舗というか、メジャーなくせに配送まで微妙に時間がかかったり、梱包の段ボールに貼られたテープに年季が感じられたりするところ）、
「甜菜糖はオリゴ糖とかミネラルとか入ってて体にいいよ」、みたいな話って聞きますけど、甜菜糖蜜自体に含まれるオリゴ糖は10％前後、みたいな情報（＝意外とオリゴ糖多くない）もちらっと見かけましたし、みなかさん愛用のムソーてんさい含蜜糖、正直けっこう色は白くて、だいぶ精製されている感じがするし（その代わり、
味がそこまでコアな感じではなく、使いやすいので選んだのだが）、イソマルトオリゴ糖のシロップ、に比べたらやっぱりだいぶ甘みが強い気がするし、より健康志向、味は二の次、という人であれば、もう少し精製度の低いやつ（茶色っぽいやつ）、を選ぶのがベターなのかなという感じはしました、みなかさんでした。
（「ホクレン」というメーカーの甜菜糖が、ムソーてんさい含蜜糖より茶色っぽくて、それに相当するのかなとも。確か初期に一度買ってみたことがあった気がするのですが、味は忘れてしまいました）