みなかさんと吉野家の牛皿定食

 職場の休憩中ごはん、吉野家に赴くみなかさん。なんとなくごはんとお肉を別々に食べたい気分で、普段はあまり注文しない牛皿定食(みなかさん「ぎゅうざら」と思っていたが、公式のローマ字表記を見ると、「ぎゅうさら」のよう?)、にチャレンジしてみましたので、ここにお知らせさせていただきます。

 

吉野家の牛皿定食の写真

吉野家の牛皿定食。さすがにデフォのままだと野菜不足すぎるので、お新香をプラスするみなか

 

 困ったのは生卵の使い道で、みなかさん卵かけごはんにするくらいしか思いつかず、でもそういう気分ではなかったので(読者様:「わがまま!」)、仕方なく溶き卵にして、牛皿のお肉をそれにつけてすき焼きっぽくして食べました。

 でもその行為の間じゅう、みなかさんは、「これはみなかさんがしたくてしているわけじゃない、これは本当の自分じゃない!」という気持ちでいました(見よう見まねでやってみてはいるものの、すき焼きの具を生卵につけて食べる習慣が、みなかさんにはない)。

 ちなみに生卵の入っている容器、以前はプラスチックなのか樹脂なのか、軽くてつるつるした素材でできたものが使われており、滑って非常に持ちにくかったのですが(牛丼と一緒に生卵や半熟卵を注文した際、卵を牛丼に投下するため、

 容器を持ち上げ、丼の上に持っていく作業の際、手からすべり落ちそうになっていた)、仕様変更となったのか、偶然なのか、陶器っぽいしっかりしたものに変更されていて、みなかさんてきにはありがたい変化でした。

 最後は残った溶き卵に牛皿の汁と、少し残しておいたごはんを投入し、おじやっぽくして完食(以前のプラスチックっぽい溶き卵容器だったら、みすぼらしい感じになっていたかもだが、今回の陶器の溶き卵容器だと、ちゃんとした器に盛られたミニおじや、みたいになり、いい感じだった)。

 牛皿の汁と溶き卵のおじや、おいしいはおいしいのですが、塩分&糖分パワーが強すぎるのか、みなかさんの味覚が死んでいるのか、あまり肉のうまみとかそういうのが感じられなくて、でもなんか、おいしいおじや、雑炊って、

 そもそも魚介系のダシ(カニとフグとか)+卵+ごはん、で構成されている印象があって、もしかしたら肉系のダシだと卵とかぶってしまったり、なんか他にもいろいろな理由で、雑炊やおじやには適さないのかも、と思いました(あるいは逆に、魚介系のダシで作った雑炊が、海+陸のコラボパワーでチート級においしすぎる、という話なのかも)。

 吉野家の牛皿定食ってなんか、食べ方をいろいろ考えられる、考える必要がある、のが、普通に牛丼を注文するより、楽しいかもしれないと少し思いました(そのせいで迷いが生じ、食べるのにかかる時間が少し増えるが)。