みなかさんと外人さんとうな重

 いつものようにみなかさんが職場の休憩中、吉野家に行くと、遠くのカウンター席に外人男子二人組がおり、二人はゲイなのか、仲良さげにメニューを見て話し合ったりしており、

 みなかさんは「ゥワァ」とか思いながら見ていたのですが、そのうち注文が決まったのか、その外人男子二人組は店員さんを呼び、オーダーしていたようなのですが、

 店員さんが厨房に向かって注文されたものを言うのを聞いていたところ、どうやら彼らはうな重を頼んだらしいのですが、もちろん吉野家は自由なところですから、誰が何を頼もうと問題ないのですが、

 彼らがどういうつもりでうな重を頼んだのかというか、「うな重というものが日本にあるらしく、一度食べてみたいと思った」ということなのか、

 実はその二人は日本に住んでけっこう長くて、「吉野家にもうな重があるんだって。食べに行ってみようか?」というノリで来たのか、

 それともうな重の存在すら、吉野家がどんなお店なのかすら知らず、ふらっと立ち寄り、「なんかよく分からないけどこの店でいちばん高いし、きっとおいしいのだろう」という感じで注文したのか、

 そのあたりがとても気になった、というお話でした、みなかさんです。

 

吉野家のおろし牛カルビ丼の写真

みなかさんはおろし牛カルビ丼をオーダー。焼けたお肉の香ばしさ、たれの甘さ、しょっぱさ、ネギ、大根おろしのさっぱり感、が絡み合い、なんだかよさげな味を醸し出していました。

他のおろし系の丼はそうではないのですが、おろし牛カルビ丼に関しては、小盛りが用意されていたので(並盛りより100円安い、490円)、節約&プチダイエット中のみなかさんにはありがたかったです

 

 それに絡む話で、吉野家では、外人店員さんに生野菜サラダを注文すると、3割くらいの確率で言ったのと違うドレッシングが出てくるのですが(みなかさんの滑舌が悪く、声も小さいせい、という可能性もあるが)、

 もしかしたら、外人店員さんのオーダーミスの一因として、「自分が提供しているものがなんなのかよく分かっていない」というのがあるのではないか、と思ったというか、

 吉野家のサラダのドレッシングはゴマと和風しょう油があるのですが、外人さんからしたらどっちも和風で区別がつかないとか、あとは「お新香=なんかしなびた野菜が混ざってるやつ」とか、

 「みそ汁=なんか茶色い液体に緑っぽいものが浮いてるやつ」とか、先述のうな重に関しても、「なんかヘビっぽいやつをごはんに乗せてたれをかけたやつ」みたいな認識だったり、とかしたりして、

 そうするとやっぱり、「どっちも和風ドレッシング」「しなびた野菜」「茶色い液体」「ヘビっぽいやつ」という扱いをせざるを得ないのではないか、というか、

 そういう事情を考慮してではないですが、基本、間違ったドレッシングが提供されても、黙ってそれをかけてサラダを食べるみなかさんです(言い出しづらいし、正直どっちも和風なので)、失礼いたします。