みなかさんと歯医者(3回目)

 今シーズン三回目の歯医者に向かうみなかさん、歯医者までは歩いて向かうのですが、そんなに距離はないと思っているのですが、お風呂に入ったあとだからなのか、

 丼丸(歯医者のちょい先にあるので帰りに買うことが多い)のチラシを見て帰りに何を買おうか迷って家を出る時間が遅れ、早歩きになるからなのか、それとも季節要因なのか、更年期なのか、着くと微妙に汗をかいています。

桜の花の咲く公園(江東区)の写真

桜の花の咲く公園(江東区)の写真

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歯医者に向かう道の途中、季節の移り変わりを感じるみなか

 本日も引き続き歯の根のお掃除で、だんだんと病巣のラスボスっぽいところに近づいてきているのか、じわじわと、「あっ。そこはちょっと、それ以上やられるとやばい感じがします」という雰囲気漂うステージに突入。

 そして案の定、先生がファイル(根管をゴリゴリする金属の細いやつ)をそこからさらに奥へと突っ込んだ瞬間、鋭い痛みがみなかさんを襲います。「ピギャ!」と小さく叫び、白目をむきがくがくとふるえだすみなかさん。

 そこで終了、今日は帰れるラッキー(痛みがあるのに施術を続けることは難しいだろうと思われたので。麻酔をすれば話は別ですが)、と内心ほっとしたものの、ひとまずそこは放置で、すぐに別の場所をゴリゴリしだす先生、仕事熱心か。

 次のゴリゴリ先は痛みの気配のない場所だったので、安心なはずなのですが、一度「ピギャ!」となってしまったあとだと、いつまた痛いのではと思ってしまって、その後は超ビクビクしながら治療を受けました。

 で、本日の治療終了ということで、仮のふたをされたのですが、いつもより妙に念入りな感じで詰め詰めされたのと、「お薬(としか告げてくれない、相変わらず)入れました」と歯医者さんが言っていたので、

 たぶん神経を殺す薬が入っていると思われ、調べたところによるとそのお薬は「ペリオドン」という、わりと劇薬で、次回の治療まで歩く劇薬庫としての生活を余儀なくされることが決まったみなかさん(フタが外れて薬がもれたらおそらくわりとガチめにまずい)。

 みなかさんが通っている歯医者さんは、最低限の説明すら省略してくるのでまた別ですが、そうでなくても、使う薬品とか素材(?)の成分までいちいち説明してくれる歯医者さん、というのはあまり想像できないので、

 治療内容までは教えてくれるとしても、わりと得体のしれないものを塗られたり詰められたりしてる(客観的に見て、そういう状態である)、という人は多いような気がして、しかもお薬はペリオドンのように、調べるとけっこう劇薬だったりして(ほんとにそれが使われているかも分からないが)、

 これはディスではなくて、理系なみなかさんは、詳しく教えてもらえれば、「なるほどこれはこうこうこういうものが含まれているから、こう使ってこうなのか」みたいに納得できて安心&満足な気がしそうなので、

 教えてほしいなというのと(ガッタパーチャポイントとか、わりと長いこと歯のなか=自分の体内に入れておくものなのに、ただのゴムなのか薬っぽいものなのかも分からない。ちょい調べたけど未だによく分からない)、

 あと、「アメリカは医療費高い、日本は激安、幸せ」、みたいな話ってあると思うのですけど、保険適用のパラジウム合金のインレイとかクラウンとかって、金属アレルギー起こる率が高くて、先進国じゃ日本しか使ってないみたいな噂で(普通はセラミックとからしい)、

 先の、歯髄の失活剤のペリオドンも、欧米ではすでに禁止されている薬品が主成分、みたいな話を聞いたことがあって、保険適用で安いけどやばいもの使われるのと、保険きかなくて高いけど安全なものを使われるのと、があるなかで、

 「安い=幸せ、高い=不幸」、みたいな比較をするのって正しいのかしらというか、なんか日本って、某国みたいに明らかにやばいのはないにしろ、実際グレー~ブラックなのを、肝心なところを言わないことによって、

 「こんなに素晴らしいんですよ!」みたいな、いいとこだけアピールみたいな、全体的にそういう印象があり(戦争とかも、「絶対勝てる!圧倒的!」みたいに国民には伝えていて、本気でみんなそう信じてたんじゃないかてきな)、油断できないなという感じがします。