みなかさんと歩行者天国

 親知らずの抜歯のダメージの残る休日、外に出るのだるいけど、薬を飲むために食べものを食べなければならず、それは外で調達しなければならないので(缶詰やパックごはんならあるのだが)、仕方なくお風呂に入り身支度をし、外出するみなかさん。

 すっかり忘れていたけど外は歩行者天国で、楽しそうな人々や出店を横目に必要なものだけを買ったコンビニ袋を持ってちゃっちゃと歩くみなかさん、仕方ないというかあきらめているというかそういうものというか、割り切れてはいますが、風情のなさを感じます(お好み焼きとか買ってみようかなとか思ったものの、夕方近い微妙な時間というのもあって、店じまい寸前みたいな雰囲気の漂うお店ばかりで、突撃していいものか分からず、買えなかった)。

 家族連れはもちろん、子供やおじいちゃんおばあちゃん、というのは、なんだか出店で何かを買っていても不自然じゃないじゃないですか。でもおっさん単品というのはなんだか、いちばん出店にフィットしない感じがして、とても不利だなと感じました、そういうのってありますよね。

 これもよく書いている気がしますが、小学校の頃は歩行者天国の日は、お小遣いを持って、友達数人と待ち合わせて参加。スーパーボールすくいにハマったり、型抜きをやってみたり、宝つりのおじちゃんと仲良くなって店じまいまでまとわりついたり、女子がカラオケ大会に出るとかで見に行ったり、どじょうのつかみどりをなんだかエロいなと感じてみたり、

 おもちゃ屋さんで買った火薬の、音が鳴るやつで、そのまま公園で遊んでみたり(なぜかあまり食べものを買って食べた記憶がない)、非常にエンジョイしていた気がします。時間帯もあったのかもですが、さすがに当時と比べると人がまばらな感じがしました、あと、開催範囲がすごく狭く感じた。

 関係ないですがみなかさんが今日行った、歩行者天国の終端あたりにあるコンビニ、サンクスなのですが、近日リニューアルということで、店内の商品はほぼ水とお弁当だけ、みたいな状態で、危うく目的すら達せられずに帰らなければならないところでした(まさに水ペットボトルと食べものがお目当てだったのでよかったが)、アクシデントが多いです。