みなかさんと吉野家の麻辣牛鍋膳

 仕事帰り、吉野家に赴くみなかさん。ずっと気になっていた鍋系メニュー、「麻辣牛鍋膳」を、ようやく持ち帰って食べてみましたので、ここにお知らせさせていただきます。

 

吉野家の麻辣牛鍋膳(持ち帰り)の写真

これがみなかさんのマーラーである(女性読者様:「キャッ!」)

 

 まずプチ感動したのは、持ち帰り容器で、普通こういう丸い系の持ち帰り容器のふたって、写真の麻辣牛鍋膳の容器で言うと、器部分の内側の段のところにパカッと、ドーム型のふたをはめ込む感じじゃないですか、そしてそれは(特に器部分の変形によって)外れやすく、

 ふたのいちばん低い部分が器部分の最高部(フチ)より下にあるので、汁物が漏れやすく、でも今回の吉野家の麻辣牛鍋膳の持ち帰り容器のふたは、ふたの基準面が器部分の最高部(に上からかぶせる感じで、平べったい)になっていて、そのふたから下向きに出たでっぱり(マーラー)を、器部分の内側の段にはめ込む(女性読者様:「キャッ!」)感じで、

 漏れ耐性が高そうな印象でした(でも思い返してみたら、ほっともっとのすき焼き弁当の容器もそうなっていた気がして、吉野家だけ特別にすごい、ということでもないのかも)。

 肝心の味なのですが、最初ふたを開けたとき、なんだか粘土みたいなにおいがして、「これはなんのにおいだろう?容器から何か溶け出している?」と不安になったのですが、記憶をたどるとこのにおい、みなかさん過去にかいだことがある気がして、

 たぶん八角とかクローブとかそういう方向の、インドカレーてきなスパイスの香りなんですよね。そのスパイス系の香りが気になって、「ゥワァ」となることもありましたが、なんだか珍しい、おもしろい味と香りだったのもあり、一気に完食してしまいました。

 

吉野家の紅しょうがと七味唐辛子(持ち帰り)の写真

紅しょうがと七味をやたらくれた

 

 でもこれほんとに、じゃがいも(がとても合いそうな味だった)とカレー粉を入れたら本格インドカレーになりそうなくらい、独特なスパイスの風味が強くて、

 「辛いメニューです」とかではなくて、「スパイスによる独特の風味があるメニューです」とかホームページに書いておかないと、クレームの嵐になりそうな気がするのですが、そのあたりは大丈夫だったのでしょうか。

 「ただの辛くておいしい鍋」、と思って注文したら(予想外に本格派なものが出てきて、みなかさんも正直バビった)、スパイスの香りが独特すぎて、店内でひと口食べて全残し、持ち帰りで一口食べて全廃棄、みたいな人とか、普通にいそうな気がするのですが(香り系スパイスが苦手な人はちょっと気をつけたほうがいいかもです)。

 「麻辣牛鍋膳」でググっても、アドセンスガチ勢の記事しか出てこないので、アドセンスガチ勢はSEOにスキルを振りすぎておそらく味覚障害なので、だいたい「おいしい!おいしい!」しか書いていないと思うのですが、

 実際は万人受けする味(香り)ではないですよ、ネット情報を鵜呑みにしないほうがいいですよ、ということを、みなかさんはお伝えして終わろうと思います、失礼いたします。