みなかさんとG

 「ママレモン、ママレモン」と、鼻歌を歌いながら、台所で洗いものをするみなかさん、でも実家の洗剤はママレモンではなく、おそらく新聞屋さんにもらった得体の知れない安いやつなのですが、

 とにかくみなかさん、洗いものをしていたところ、何かが足(寝るときに着る用の、ハーフパンツだったので、ひざから下がヌード)を這うような感触が。

 白目をむき、がくがくとふるえだす間もなく、反射的に、「ギャッ!」と、足を第二宇宙速度で振り抜き、その何かを冥王星の彼方へシュートしたみなかさんでしたが、

 目視で確認はしていませんが、状況からしてGとしか考えられず、しばらく「ヒー!ヒー!」となりながら、早々に洗いものを済ませ、部屋に戻ったみなかさんでしたが、

 思い返してみると、その何かは、とても軽く、ぱさっとした感触で、その控えめなタッチからは人間に危害を加えようという邪悪な意図はみじんも感じられず(感触だけでいえば、カナブンとかのほうがまずいと思う、重量感とか)、そんな力もないことは明らかで、

 「僕はGのことを誤解していたのかも」と思いましたが、どう考えても仲良くなれそうな気はせず、なんなんでしょうね彼らに遭遇したときのこの精神的なダメージは。

 みなかさんが昔思ったのは、ブログに書いたことがあるかもしれませんが、Gの一族は何億年も続くエリート遺伝子を持っているので、人がGに驚いたり、ビビったりするのは、見た目とかの問題ではなく、

 遺伝子的な強さの差を、本能で感じ取って「ヒィィ!」となるからで、たまにオカンのほうがGを平気で退治できたりするのは、女性のほうが男性よりもちょっとだけ遺伝子的に強いから(平均寿命長いし)、

 ということだったのですが、たぶん違いますし、いやほんと、テラフォーマーとか出てきたら恐怖で硬直したまま瞬殺されるしかないだろうなと思います、出てこないことを祈りたいです。

 

人類の叡智をもって制裁を加えんとするみなか(コンバット、みなかさん的には、わりと効果がある印象ありです)

 

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